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僕の生きてた生きてる生きる道

僕の生きてた生きてる生きる道

その17

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「 両親の仕事について 1 」  小さな子育入門 17

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 保育園の入所規定の中には、「両親が仕事をし、子どもの保育に欠けること。」があります。そのために、保育園に子どもを預けているお母さん方は、仕事をしておられる場合が多いのです。子どもが産まれたら仕事を辞めなければならない。しかし、仕事は続けたい。それなら、子どもを産むのを止めて仕事に専念した方がいい。こんな理由から、子どもを産まなくなり、少子化が一段と進んでいるのが現実です。


 このようなことをなくすためにも、政府は乳幼児でも保育園に入園できるようにと考えています。私も保育園を認可園にしてから、ゼロ才児をも受け入れるようになりました。園児のお母さん方の中には、社会に働いておられる方が多くいらっしゃいます。これは素晴らしいことです。男女同権、雇用均等法も出来、男女の差別をなくして仕事が出来るようになってきています。


 しかし、そうであってもお母さんにとっては、お父さんと違う思いがあります。子どもを保育園に預けてまでして、私が仕事をしていて良いのかしら。本来なら、母親である自分が家庭にいて子どもの面倒を見るべきではないかと。仕事に出ていることに、罪悪感を感じることがあると聞きます。罪悪感まで行かなくても、いまひとつ、母親として仕事に就いていることに、迷いのようなものを持つお母さん方はおられるのではないでしょうか。実際そのような相談を受けたこともあります。


 確かに、母親が外で仕事に就くことは大変なことがあると思います。しかしそのことが、子どもに悪い影響を与えると断定することは出来ないと思います。私達、特に日本人は自分の行為を責めることが多いようです。しかし私は思います。自分を責めて、子どもに対して後ろめたい思いを持つ姿は、子どもに対して良い影響を与えることは出来ません。それよりも自分が社会で働くことにおいて、こんなに良いことが起こっているんだ、お母さんが働くことによって社会に役立っている。と自信を持つことの方が大切なことです。


 そして、その自信を子どもに見てもらうことによって子どもはお母さんが頑張っていることに誇りを感じます。(社会に役立つことだけでなく家計にも役立っているのです。) このように、プラス的なことを数えることを優先的にした方が、良い結果が生まれるのではないでしょうか。




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